ピクシブ投稿用に小説を書きました。
あるアニメの二次創作なので、ここでは一応キャラの名前を変更させていただきました。
BL小説で、暗めの内容です。
良ければ感想、添削をお願いします。
「血溜まりの記憶」
え、俺の好きな人?
暇なの?そんな人いないよ。
...あ、一人だけいたかな。
もう会えないけど。
面白くない...ってか、俺にとっちゃ辛かったわ。
え、聞きたい?正気かよ。
居酒屋いくか。
...酒、奢れよ。
アイツのブルーグレーの瞳は綺麗だった。
黒髪がよく似合う男だ。
太陽みたいな笑顔が可愛かった。
...んだよ。
男が男に惚れて悪いか?
あー、俺が15の時だから...6年前か。
春のくせに、まだ風が冷たかった。
アイツとは部活の同期で、結構仲良くしてた。多分。
名前?
んー、言っていいんかな?
......加藤大雅。
なんだ、知ってんのか。
...その日は一緒に散歩に行った。
確かまだ寒かったから、手がかじかんでた。
その時、コンポタくれて嬉しかった。
そんで、昨日の雨で濡れた歩道橋の階段上ってた。
後1、2段で上りきるってとこだったかな。
そしたら、向かいから女が走ってきた。
ナイフ持ってた。
鬼の形相で大雅のこと睨んでたんだよ。
人ってこんな表情できんのかよ、ってほどだった。
そこからもう一瞬。
俺の腕と大雅の肩刺して、大雅を歩道橋から突き落とした。
後で知ったけど、俺はついでで刺されたっぽい。
踊り場みたいなとこがない、めっちゃ高いやつ。
そのほぼ一番上から、一番下まで、アイツ宙に浮いてたんだ。
俺、ガタイはいいのに惚れた人さえ守れねぇんだ、って絶望したよ。
人が落ちて死ぬ音、聞いたことあるか?
ドンッ、でもグチャッ、とかでもねぇんだ。
どぱんッ!て、弾けるタイプの音だ。
ずぅーっと耳から離れない。
俺は久しぶりに泣いたよ。
赤くなってく白いワイシャツと閉じてない目が怖かった。
いつも透明な目が赤く濁ってたしさ。
てか、人の形をしてなかった。
腕とか首とか、あり得ない方向に曲がって。
溶けきれてない雪でさえ真っ赤なの。
取り返しがつかないって、この事だな。
今でも思うよ。
ーー大雅が好きだった。
...これで十分か?
なあ、人殺し。
わー!もっと書いてください!BL最高