恐怖ショート小説『生首』

俺は自分のアパートで、布団に寝っ転がりながら昨日の出来事を友達宛に、ケイタイでメールの文書を打っていた。メールの内容はこうだ。昨夜(深夜)、ノドが乾いたのでビールを買いに、近場のコンビニに行った。その帰りの途中での体験談だ。近場と行っても帰るのに十分はかかった。帰り道は少し怖かったが、時間を短縮する為に古い墓場のある抜け道を利用した。その時だった、俺に話しかける奴がいた。俺はそいつを無視して歩いた。無視しても、そいつは俺に話しかけて来た。それも、笑いながらしつこく、俺に話しかけて来た。それでも、俺はそいつを無視続けた。「なぜ」無視を続けるのかって?それは奴が、まともな人間では無かったからだ。そう、奴の正体は『生首』だった。生首は地面をズルズル這うように、俺の後をまとわりつく感じで、笑いながら話しかけて来た。もちろん、俺は無視続けたが、そのうち生首は俺の首の横に居座った。さすがに俺は我慢できなくなり、その生首を思いっきり地面に叩きつけた。その生首はスイカ割りのスイカのように、ぐちゃぐちゃになった。それを見た俺は怖くなって、走って逃げた。アパートに戻り、そのまま寝た。その夜から今起きて、お前にメールを打っている所だ。ところで、あの生首は何だったんだろうか‥‥とそのメールを打っているタイミングで声がした。
『生首だよ』と‥‥恐る恐る、その声の跡をたどると。目の前にその『生首』がいた。それも、スイカが割れた感じの生首が俺を見て笑っていた‥‥。

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  1. 野良猫パンチ(メス) GPT (5fd54a5b_704e58)

    アンケートの幽霊を応援する為に、ショート小説を書いて見ました。それが、幽霊かは分かりませんが、とりあえず幽霊にゃん頑張るニャー。余談ですが、映画『ポルターガイスト』の俳優さんとスタッフさんのほとんどが、呪い◯されてますニャ〜。怖いニャ〜。

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