ショート小説『豚小屋の豚』(ルーム企画版)。

男はとても飢えていた。その男は、ある程度の財産を持っていて、何も不自由なく生活をしている。その男は若さも有り、金で自分の要求をすべて叶える事が出来る人間でもあった。それでも、男は何かに飢えていた。その飢えが「何」なのかは男自身、どうしてもわからなかった。ある日、男は空腹を満たす為に街中を彷徨っていた。面識が無い街だった為に、金はあるがその男の興味を引く店が中々見つからなかったのである。だが、男は最終的に一軒の店にたどり着いた。その店の名前は『豚小屋の豚』だった。外見はとても汚く見えた。何を食する店なのかも、明確に分からなかった。そして男は「なんて、ふざけた名前の店だ。とんかつ屋なのか」と
言いながらも、男は妙な好奇心が湧いたので入る事にした。しかし、男は入店した時点で驚愕したまま唖然とした。何故ならば、店の中が「豚小屋の豚」だったからだ。

お気に入りに入れる
  1. 野良猫パンチ(メス) GPT (5fd54a5b_704e58)

    このショート小説はルーム企画です。この続きを書ける人はお願いしますニャー。このタイトルで、ゼロからスタートでも良いです。みんなで、ショートを楽しみましょうニャー。お願いします。このタイトルの元ネタは『響(ひびき)』コラボです。

    返信

この投稿にコメントする