趣味 天姫 @天猫と姫奈(63c06de7_8b520c) |2025.8.5(09:17) 小説できましたー! コメント欄で書こうと思います! (この投稿にはコメントしないでほしいです。すみませんm(_ _)m) 通報する お気に入りに入れる このユーザーをブロック
最終章 春の光 それから半年後ー 凛太郎は奇跡的に症状が安定し、退院が決まった。 病院の屋上。春の風が吹き抜ける。 新しいノートの1ページ目には、こう書いてあった。 「雪へ 生きてるよ。今もあなたと話してる。 忘れない。あなたを。だからー 僕は、生きていく。雪と一緒に。」 空は青く、遠く、どこまでも広がっている。→End⋯ ※どうでしょうか!病み系をあまり出せなかった⋯(泣) 終わり方で悩んだんですけど、ハッピーエンドにしました! バッドエンド希望だったらすみません(土下座) 気が向いたら、そういう系も書きます!(笑) 「意見交換会」的なの投稿するので感想とか言ってくれたら嬉しいです♡ では!ありがとうございました!(?) このユーザーをブロック 通報返信
第六章 手紙 年末、雪は容体が急変し、ICUに移された。 凛太郎は毎日、看護師に頼んで廊下からICUを覗いた。 数日後。雪が亡くなったことが告げられた。 その日の夜、看護師から一通の手紙を渡された。 それは、雪が亡くなる直前に書いたものだった。 「凛太郎へ あなたのノート、全部読んだよ。たくさん泣いた。 でもね。あなたが死ぬ前に誰かが覚えていてほしいって書いてあったけど 私はもう、一生忘れない。 だから、お願い。あなたは生きてよ。私の代わりに。 今までありがとう。楽しかった。雪より」 何度も消した後があり、標準語にちゃんと綺麗に直されていた。 文字はヘロヘロで読めるか読めないかくらいに歪んでいた。 でも、凛太郎の心には届いたのだ。雪の心が。 凛太郎はその日、青いノートを破り捨て、新しいノートを開いた。→続く ※次は、最終章!めっっちゃ疲れました(笑) リクエストの「病み系」があんまり入ってなくて申し訳ない⋯。 どっちかっていうと感動ですね。では、また明日ー(*^^*) このユーザーをブロック 通報返信
第五章 秘密の夜 夜になると、二人はナースステーションの目を盗んで、廊下のベンチに集まった。 点滴を引きずりながら、お互いのことを少しずつ話すようになった。 凛太郎は初めて、雪に「青いノート」のことを話す。 「これに、俺が死んだあと、誰かが少しでも覚えてたらいいなって」 雪はノートを読み、涙をこらえながら言った。 「覚えてんで。ほんまに。せやさかいさ、お願いやさけ。死なんとってや」 その言葉に、凛太郎は初めて、人前で泣いた。→続く ※どうですか?初めてなんでおかしいかも⋯。 最後に「意見交流会」的なの投稿するので意見言ってください! ほな、またなー!(関西弁で言ってみたよん) このユーザーをブロック 通報返信
第四章 交換日記 ある日、凛太郎の枕元に、一冊の小さなノートが置かれていた。 表紙には、手書きで「ヒミツの日記」と書かれている。 中には、雪の字でこう書かれていた。 「こんにちは!教室間ちごた子やねん(笑) あん時、めっさ暗い顔してたんな?気になったんや。 よかったら返事してな!」 最初は無視していた凛太郎だったが、数日後。ふと一言書いてみた。 「バカみたいだな」 翌日、雪はこう返してきた。 「バカでもええやん。どうせ暇やねんから(笑)」 それが二人のやり取りの始まりだった。→続く ※関西出身なので、弁あってると思う!(笑)また明日(≧∇≦)/ このユーザーをブロック 通報返信
第三章 転院してきた少女 ある日、新しい患者が隣の病室にやってきた。 名前は「星野雪菜」。凛太郎の一つ上の15歳。 白血病の治療のために、この病棟に転院してきたという。 雪菜は、病気とは思えないほど明るかった。 車椅子で廊下を全力疾走し、看護師に怒られても笑っていた。 凛太郎が雪菜を見たのは、彼女が病室を間違えて開けた時だった。 「あ、すまん!部屋、間違えてもた!」 笑顔が眩しかった。 それは、長いこと病室に閉じ込められていた凛太郎にとって強すぎる光だった。 →続く ※短いです(汗)また明日ー! このユーザーをブロック 通報返信
第二章 青いノート 凛太郎には、誰にも見せていないノートがあった。 表紙は濃い青色。角が少しめくれている。 そこには、彼の「痛み」や「死」への言葉が並んでいた。 「皆死ぬって言うけど、僕が死ぬのは今。皆はまだだろう?」 「母は明るく笑うけど夜になると泣く。気づかないふりも疲れた」 「死ぬのが怖いんじゃない。誰にも覚えてもらえないのが怖い」 そのノートは凛太郎の本心だった。→続く ※今日は短めです(汗)また明日ー! このユーザーをブロック 通報返信
【白い天井の下で】 第一章 音のない朝 「⋯起きているの?」 返事はなかった。 それでも看護師は慣れた手つきで、点滴を確認し異常がないことを確認した。 ベッドには、一人の少年が寝ていた。 黒髪の14歳の少年。名前は「神山凛太郎」。 14歳にして重い心臓の病気を持っている。医師たちは懸命に治療していた。 しかし、時間は経つばかり。寿命は削られるばかりだった。 白く無機質な天井。無言で点滅するモニター。病院の独特の香り。 凛太郎にとって、病院は「戦う場所」ではなく「自分が消えていく場所」だった。 「今日も話してくれないの?」 看護師は優しく問いかけたが、凛太郎の目は虚ろなまま、天井を見上げていた。 何も返さない。 でも、それが凛太郎の答えだということを看護師は知っていた。→続く ※一日一章ずつ投稿します!美波様、おまたせしましたー! このユーザーをブロック 通報返信
最終章 春の光
それから半年後ー
凛太郎は奇跡的に症状が安定し、退院が決まった。
病院の屋上。春の風が吹き抜ける。
新しいノートの1ページ目には、こう書いてあった。
「雪へ
生きてるよ。今もあなたと話してる。
忘れない。あなたを。だからー
僕は、生きていく。雪と一緒に。」
空は青く、遠く、どこまでも広がっている。→End⋯
※どうでしょうか!病み系をあまり出せなかった⋯(泣)
終わり方で悩んだんですけど、ハッピーエンドにしました!
バッドエンド希望だったらすみません(土下座)
気が向いたら、そういう系も書きます!(笑)
「意見交換会」的なの投稿するので感想とか言ってくれたら嬉しいです♡
では!ありがとうございました!(?)
第六章 手紙
年末、雪は容体が急変し、ICUに移された。
凛太郎は毎日、看護師に頼んで廊下からICUを覗いた。
数日後。雪が亡くなったことが告げられた。
その日の夜、看護師から一通の手紙を渡された。
それは、雪が亡くなる直前に書いたものだった。
「凛太郎へ
あなたのノート、全部読んだよ。たくさん泣いた。
でもね。あなたが死ぬ前に誰かが覚えていてほしいって書いてあったけど
私はもう、一生忘れない。
だから、お願い。あなたは生きてよ。私の代わりに。
今までありがとう。楽しかった。雪より」
何度も消した後があり、標準語にちゃんと綺麗に直されていた。
文字はヘロヘロで読めるか読めないかくらいに歪んでいた。
でも、凛太郎の心には届いたのだ。雪の心が。
凛太郎はその日、青いノートを破り捨て、新しいノートを開いた。→続く
※次は、最終章!めっっちゃ疲れました(笑)
リクエストの「病み系」があんまり入ってなくて申し訳ない⋯。
どっちかっていうと感動ですね。では、また明日ー(*^^*)
第五章 秘密の夜
夜になると、二人はナースステーションの目を盗んで、廊下のベンチに集まった。
点滴を引きずりながら、お互いのことを少しずつ話すようになった。
凛太郎は初めて、雪に「青いノート」のことを話す。
「これに、俺が死んだあと、誰かが少しでも覚えてたらいいなって」
雪はノートを読み、涙をこらえながら言った。
「覚えてんで。ほんまに。せやさかいさ、お願いやさけ。死なんとってや」
その言葉に、凛太郎は初めて、人前で泣いた。→続く
※どうですか?初めてなんでおかしいかも⋯。
最後に「意見交流会」的なの投稿するので意見言ってください!
ほな、またなー!(関西弁で言ってみたよん)
ミスって、「雪菜」を「雪」にしてしまった(笑)
これからは⋯。うん。雪でよろ!(ヤケクソ)
第四章 交換日記
ある日、凛太郎の枕元に、一冊の小さなノートが置かれていた。
表紙には、手書きで「ヒミツの日記」と書かれている。
中には、雪の字でこう書かれていた。
「こんにちは!教室間ちごた子やねん(笑)
あん時、めっさ暗い顔してたんな?気になったんや。
よかったら返事してな!」
最初は無視していた凛太郎だったが、数日後。ふと一言書いてみた。
「バカみたいだな」
翌日、雪はこう返してきた。
「バカでもええやん。どうせ暇やねんから(笑)」
それが二人のやり取りの始まりだった。→続く
※関西出身なので、弁あってると思う!(笑)また明日(≧∇≦)/
第三章 転院してきた少女
ある日、新しい患者が隣の病室にやってきた。
名前は「星野雪菜」。凛太郎の一つ上の15歳。
白血病の治療のために、この病棟に転院してきたという。
雪菜は、病気とは思えないほど明るかった。
車椅子で廊下を全力疾走し、看護師に怒られても笑っていた。
凛太郎が雪菜を見たのは、彼女が病室を間違えて開けた時だった。
「あ、すまん!部屋、間違えてもた!」
笑顔が眩しかった。
それは、長いこと病室に閉じ込められていた凛太郎にとって強すぎる光だった。
→続く
※短いです(汗)また明日ー!
第二章 青いノート
凛太郎には、誰にも見せていないノートがあった。
表紙は濃い青色。角が少しめくれている。
そこには、彼の「痛み」や「死」への言葉が並んでいた。
「皆死ぬって言うけど、僕が死ぬのは今。皆はまだだろう?」
「母は明るく笑うけど夜になると泣く。気づかないふりも疲れた」
「死ぬのが怖いんじゃない。誰にも覚えてもらえないのが怖い」
そのノートは凛太郎の本心だった。→続く
※今日は短めです(汗)また明日ー!
【白い天井の下で】
第一章 音のない朝
「⋯起きているの?」
返事はなかった。
それでも看護師は慣れた手つきで、点滴を確認し異常がないことを確認した。
ベッドには、一人の少年が寝ていた。
黒髪の14歳の少年。名前は「神山凛太郎」。
14歳にして重い心臓の病気を持っている。医師たちは懸命に治療していた。
しかし、時間は経つばかり。寿命は削られるばかりだった。
白く無機質な天井。無言で点滅するモニター。病院の独特の香り。
凛太郎にとって、病院は「戦う場所」ではなく「自分が消えていく場所」だった。
「今日も話してくれないの?」
看護師は優しく問いかけたが、凛太郎の目は虚ろなまま、天井を見上げていた。
何も返さない。
でも、それが凛太郎の答えだということを看護師は知っていた。→続く
※一日一章ずつ投稿します!美波様、おまたせしましたー!