アリストテレスはかつて、生まれながらの奴隷のような人々がいると言った。彼らは生来の奴隷なのだ。宗教の奴隷はこれに当てはまる。奴等は奴隷願望と奴隷根性と恐怖の支配によって永続的に奴隷であり続ける。俺はこれを宗教の奴隷である奴隷野郎と会って確信した。
奴はどうやら、俺の変革の話をまともに聞かなかったみたいだ。なぜなら、奴には奴隷願望があったからだ。奴隷願望があったから、奴は進んで隷属されたいクソみたいな野郎だったよ。それもそいつの奴隷願望は、強烈だった。自分の精神的奴隷状態を、自分のアイデンティティだと思ってやがる。つまり、解放されたく無いばかりか、解放されそうになると、血相を変えて激怒する、変な生き物だったよ。
俺はこの屑野郎にあって確信した。人の性質を変えることはできない。また、人の本性に反することを強制することもできない。聖人に殺人を犯すよう強制することはできない。怠惰な人間に熱心に働くよう説得することもできない。奴隷に自由人になるよう強制することもできない。これらは彼らの根本的な本性に反するものであり、彼らのアイデンティティと価値を根底から覆すことによってのみ、彼らはそのような変身を遂げることができるのだ。
それを知らずに、人は変わると思ってた俺は無知だった。理想主義に心酔しすぎていた。特にゴミみたいな奴にはつける薬なんてない。奴等は一生どうしようもないままだ。俺がいくら奴等に期待したところで、この奴隷野郎のように、理性や道理で動くことなんてない。奴隷はずっと奴隷だ。
