ふと思い出した、小さい頃の怖い話

ガキの頃（と言っても小3ぐらい）の話なんだけど、スーパームーンだか月の満ち欠けの宿題だか何だかで夜の9時ぐらいに外に出て月の写真をおもちゃのカメラで撮影してたの。そしたら観察を始めて20分ぐらいした頃にふと月を見上げてみたらよく分からない赤い謎の物体が月の前を行ったり来たりしてた。最初は虫とか飛行機とかじゃないかって思ったんだけど、明らかに光の強さからして虫じゃないし飛び方からしても飛行機の類じゃなかった。子供ながらに「これはヤバイ」って思って即座にカメラを起動して写真を数枚撮った。月の周りを飛び回る赤いナニカ。その後は家の中に入ってガクブルしてたんだけど翌日の放課後に沢山の友達を集めて写真を見せて皆で盛り上がってた。「UFOじゃね!?」とか「これヤバイ!」とか言い合ってその日は凄く盛り上がってた。でもそんな事を繰り返してた数日後の事なんだけど、その写真から赤い何かが完全に消えてた。現像もしてたから明らかにデータ破損とかじゃないんだけど、全ての写真から赤いナニカがすっぽり消えて普通の月の写真になってた。驚いてその話を学校でしても全員口を揃えて「赤いナニカ?何それ。」ってそっけない反応をしてたんだ。最初はふざけてるのかと思ってたけど段々と本気で何も覚えてないのか…って諦めてその話を誰にもしなくなった。それで今日ネットでオカルト系の記事を読んでて、MBI（メン・イン・ブラック）の存在を知った。もしかして本当にあれはUFOの類で全員記憶を消されたのか?と思うけど、誰かが不幸になった訳じゃないからまぁいっか。と思って自分の中で解釈する事にした。ただそれだけの話です。
文章が長くなって申し訳ない。楽しんで頂けたのなら幸いだ。