宗教原理主義の恐ろしさ

宗教原理主義の恐ろしさを知らない人間があまりにも多い。で、俺がなんでこのことについて話すかっていったら、現に宗教原理主義の家庭で育った変なオッサンに煮湯を飲まされたからだ。

宗教原理主義って、生まれた時からの洗脳を伴っているんだよ。つまり、洗脳によって、脳の構造を変えられちゃうんだ。そんで、一旦変えられた脳の構造は元に戻らないから、認知も歪んで、人格もおかしくなっちゅうんだよ。

認知が歪むせいで、客観的な事実の把握が出来なくなる。感情とイデオロギーに支配されちゃうんだ。それで、宗教の洗脳って、社会主義とかファシズムの洗脳よりさらに恐ろしいんだ。政治思想の洗脳だったら、あくまで現実をどう変えるかって部分にある。だから結果があまりに理論から乖離していたら、おかしいって気づくこともある。でも宗教はそもそも現実ではなく、崇高な存在を崇める信仰だから、そういった制止がないんだ。暴走を始めたら絶対止まらない。

そのオッサンは、今では学者だった。それと、キリスト教の別の穏健な宗派に鞍替えしていた。でも怒りを爆発させた時に見せた姿は、原理主義者と変わりなかった。驚いたのが、あまりの認知の歪みだった。事実を淡々と述べる事が全く出来ない。事実のある部分を肥大化して、それも曲解を交えて記憶している。だから、本来の出来事とはかけ離れた捉え方をしているんだ。

このオッサンはキリスト教の原理主義だった。でも、イスラム教の原理主義はもっと恐ろしいよ。ハマスとかイスラム国の姿がそれさ。

俺はイスラエルのやっている事は最近度が過ぎていると思うけど、ハマスの危険性を侮ってはいけないさ。幼い頃から子供を洗脳し、脳の構造を歪め、認知を歪め、更には人格まで歪める。結果として、殺戮マシンを作り出すんだ。論理による制御が無いから、気が滅入る様な暴力でも平気で行う。

原理主義者には何を言っても無駄だ。このオッサンでさえ、化けの皮を剥がしたら洗脳が抜け切れていなかった。イスラム国とかの原理主義者に穏健的解決を提示しても一切通用しない。原理主義を隔離するか、消滅させるか、二択しか無い。

だが、暴力は暴力の応酬を生む。このオッサンも、洗脳されてなかったら、こんな碌でなしにはならなかっただろう。原理主義者は必ず子供から手をつける。だから、洗脳の連鎖を断ち切る事が最も有効的だ。論理や道徳に基づいた、批判的思考力を養う教育をしなければいけない。そうしないと、原理主義は瞬く間に現れる。

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