俺が一番嫌いな奴は卑怯者だよ。正々堂々としていない奴に一番苛立ちを感じる。アメリカ人のバカ学者がその典型だった。俺をいきなり非難してきたんだが、ほとんど根拠を提示せず、一方的に非難してくる。こっちも何が悪かったんだって聞いてるのに、壊れたラジオみたいに頑なに提示を拒む。俺も流石に苛ついて、なんなんだ、こいつって思った。
そのオッサンが、ずっと俺の事を見下していたのも癪に触るんだけど、それ以上にとんだ暇人だよな。一年間ダラダラ俺に対しての不満を溜めてたのかよ。それで悶々とひたすら苛ついていたのか。馬鹿だな。他に生産的な事をしていないから下らない事を考えるんだよ。多忙な奴にそんな暇はないからな。
このオッサン、所詮は二流の学者なんだよな。アメリカでいい職が無かったから東南アジアに流れてきたってだけでよ。男のくせに女々しく、秘密主義なところが最悪。もっと堂々としろよって思う。純粋哲学っていう現実への応用とは最も縁遠い分野で仕事して、飯を食ってるんだけど。全く、社会に一度も出た事がない人間が、外国語を複数話せない奴が偉そうに。暇を持て余しているなら、くだらない事考えてないで、もっと有意義に時間使えよ。マジで43にもなってバカなオッサンもいるんだな。