馬鹿は死ななきゃ治らない

馬鹿というのは、知識があってもなり得る。俺が喧嘩して別れた学者のオッサンがその典型だ。そのおっさんは、東洋の言語なんて全く理解できていないくせに、偉そうに上から目線の発言を言ってきた。流石の俺も怒りが込み上げてきた。お前は、日本語、広東語、中国語、韓国語、福建語のいずれかでも話せるかよ。英語とドイツ語しかできないだろ。アメリカの田舎者が。俺は英語に堪能になるまで、苦難の連続だった。今は中国語も勉強してるよ。お前はお雇い外国人として東南アジアでお客様扱いされてきただけだろ。本当のアジア文化なんて知らないだろうが。そう喉から手が出るほど言ってやりたかった。お前がまじめに日本語でも中国語でも勉強したことがあるか。ないだろ。学者仲間との内輪の付き合いしかない奴に、アジアの社会や文化なんてわかるか。何も経験したことがないお前が、偉そうに俺の事に口出しするんじゃない。そう言ってやりたかった。今だって言ってやりたい。こういう勘違い野郎は、自分が専門家だから万能だと過大評価する傾向があるからタチが悪い。実際は世間知らずの専門バカでしかないのに。本当にむかついたよ。