世俗と宗教

宗教には、自由人と奴隷がいる。宗教信者の多くは自由人だ。しかし、奴隷も侮れない数がいる。宗教の奴隷は各宗教に存在する。自由人も然りだ。キリスト教徒で宗教の奴隷もいれば、イスラム教徒で宗教の自由人もいる。仏教の宗教の奴隷もいれば、ユダヤ教徒で宗教の自由人もいる。自由人と奴隷の境目は、どの宗教に属しているかではない。隷属しているか否かだ。ただ比率としては、キリスト教徒やイスラム教徒の宗教の奴隷は、絶対数では多い。

一般的な宗教の自由人は、世俗の自由人とも良好な関係を築ける。根っこは自由だからだ。一方で、宗教の奴隷と世俗の自由人は、絶対分かち合えない。宗教の奴隷と、宗教の自由人も、絶対分かち合えない。全く違う思考と思想と行動様式で動いてるからだ。まるで別の惑星に住んでいるほどに違う。

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