俺はキリスト教は、抜本的な改革が必要って言った。でも、案外そうでもないんだよな。重要なのは、奴隷を生み出す教派が消滅する事だ。それに尽きる。実際、キリスト教の信者の大勢は自由人だからな。
まともな教派だったら、狂信を許容しない。改宗するにも沢山勉強させるし、本当に改宗の意志があるのか何度も聞く。異端な考えとか異教徒を差別したりもしない。
当たり前だな。狂信はつまり盲目的服従。それはつまり、宗教の奴隷になる事だ。まともな教派ほど、奴隷は大迷惑なんだよ。理由としては、複数あるな。まず、信仰は、思った以上に知的能力と忍耐と道徳的責任を要求する事だからな。考えてみろ。善行一つ取ったって、宗教の奴隷は、自由意志がなくて強制の上でしかやらない。つまり、心は全く籠ってないんだ。そういう奴は、すぐ偽善に走る。それに、宗教の奴隷は大体、酷く精神不安定な場合が多い。本来なら、閉鎖病棟に強制入院が必要なレベルでな。被害妄想が凄まじく、感情の抑制ができず、記憶や認識が歪んでいる。そんな奴はどんな共同体でも大迷惑だ。雰囲気を険悪にするし、周りに多大なストレスを与える。ちなみに、これは子供だけの話じゃない。40過ぎた大人でも、宗教の奴隷だとこうなるんだよ。だから、宗教の奴隷を生み出す教派は早早消えるべきなんだ。
